アロマウォーター(ハイドロゾル)の研究は、精油に比べ遅れており、それに精通した人材も稀有な状態です。当協会では、2015年春よりハイドロゾルに特化した一般向けの教育支援としてハイドロゾルの資格認定制度及び専門スクールをスタートします。
Ⅰ.アロマウォーター(ハイドロゾル)とは?
ハイドロゾルは、ハーブウォーター、フローラルウォーター等、様々な呼ばれ方をしています。当協会では、ハイドロゾルの新しい可能性を普及する為、北米を中心にスタンダードな名称であるハイドロゾルを継承しつつ、一般の方にも馴染みやすい名称を組み合わせ、アロマウォーター(ハイドロゾル)としました。
Ⅱ.広がるアロマウォーター(ハイドロゾル)への期待
今、ハイドロゾルへの関心が高まっています。ハイドロゾルは、これまで精油の副産物として扱われていましたが、環境や安全面など様々な角度からアロマの可能性を広げると期待されています。
1.環境→アロマにアロマウォーター(ハイドロゾル)の時代が到来
中国など新興国でもアロマのニーズが高まれば、原料となる芳香植物の枯渇、そして精油不足が懸念されています。これからは、精油だけでなくアロマウォーター(ハイドロゾル)の活用が世界的に求められています。
2.安全→精油NGの層へも安心
これまで精油の使用を控えていた乳幼児、敏感肌、高齢者、ペット等にも自然の濃度で水溶性成分が含まれるアロマウォーター(ハイドロゾル)は安心して使えます。さらに介護の現場等にも活用が期待されています。
3.地域活性→農産物の新しい価値
全国各地で農産物の新しい価値として、ご当地の香りを作る動きが活発になっています。そうした中、精油の蒸留と同時に数十倍の量を抽出できるアロマウォーター(ハイドロゾル)の商品化が全国で注目されています。